2019年07月14日

07/12 金曜。通り掛かりに「れいわ新選組」、見ました。(JR品川駅港南口、「唄え! 踊れ! 叫べ! れいわ祭」)

「8つの緊急政策」のビラ、いただきました。
「政権とったらすぐやります !」
とのことですが、これ、
心構えとして、
ということですよね。
心意気は買います。
いえね、
政権とったって「すぐ」はできませんよ、よかれと思うことであったって、です。与党なら何でも好き勝手できるというわけではないですからね。日本、独裁国家じゃないし。法治国家ですし。国会での審議は必須で、賛成多数をもって初めて、ですね。
現実に国を運転してゆくにあたってのノウハウ、ハウツーも、だんだんに揃えてゆくのだと思います。書かれてあること、それなしにはできないことなので、そういった面からも、「すぐ」は無理ですね。
幸い、まだ野党。おそらく今度も野党。(あ、政党ではないんでしたっけ。細かいこたぁいいや) ともあれ、
野党のうちにやっておくこと、やれること、やっておかなければならないことを粛々と進めててください。

国の運転は、ぶっちゃけ、
地道な利害調整の積み重ね
です。
予算は限りありますし。おかね、この振り分けが最適なんだ、と万人が納得することはあり得ません。各方面とのパイプも必須。それもまだ今はない。コネやら交換条件やら。汚いヤリトリもせにゃならんかったり。「裏の世界」をコントロールできるためには「裏の世界」ともツナガリ持ちないと、ですね。清廉潔白で通すより、ずる賢さとか、身につけないと、て面、多々あろうかと。是非、「巨悪」に育っていただきたいです。そうでないと、与党になったアカツキにさえ、結局は自民党の協力なしには何事も進められない、てことになりかねませんからね。

まあ、「今はまだ無理」、ですね。でも継続して活動は続けていったらいいと思います。

と、激励ともケナシとも、てカンジのコメントしているのも、この日、演説の内容を聞いていたからです。

ちょうど演説してたのは、作家の島田雅彦氏でした。すごく上手でした、演説。聴衆のハートをガッチリつかんでいました。しかし残念ながら、訴えの効力が及ぶのは、主体的に集まった人々 (つまり、元からファンの人々) 止まりであろうな、と診ました。
なぜなら、

演説に前提があって。それが共通認識となっている層にしか論が成立しないからです。

いわく、

・アベは悪人である
・現政権は悪政を行っている
・彼らは国民から怒りを買っている
・悪法ばかり通している

で、万雷の拍手、そして「そーだーっ!!」「その通り!!」などとヤジが飛んでるわけです。これ、完全に、「身内ノリ」でしかないです。

「前提」がそれでO.K.かの精査はここではされずにイキナリであれば、前提を共有しない者にとっては
単なるヘイト。弱者でなく強者に向けられたものではありますが、ただの権力側へのヘイトにしか うつらないです。

まるで、
現政権を倒しさえすれば現在のすべての問題が即、解決する
と言わんばかりの演説です。

「そこで山本太郎ですよ。彼が全部、『やる』と言っています。こんな『コスパいい男』がどこにいますか。」
(注。演説のママ原文ではないです。「思い出し」で記述。ただ「コスパいい」は、間違いなくママ原文。)

いえコスパよくないです。たとえ与党になったって現時点では「れいわ」単独では何もできないんですから。打倒とかでなく、イヤかもしれないんですが、たとえイヤでも、協力し合う方向に考えていただきたいもの。

いったん ぶっ潰して いちから作り直す、ての、やめてね。コスパ悪いのソレ。ヤケ起こさないで。
国民の大多数は革命、望んでないです、多分。

・うまくいってないところを地道にチューニングしてゆく
・試行錯誤しながら少しずつ少しずつ軌道修正してゆく

こういう努力の積み重ねしかないの。頼みますよ。



8つの緊急政策 れいわ新選組  政権とったらすぐやります !
[ビラ。全文を、テキスト化しました。]
 ↓ 
8つの緊急政策
れいわ新選組

政権とったらすぐやります !

1. 消費税は廃止

物価の強制的な引上げ、消費税をゼロに。物価が下がり、実質賃金は上昇、景気回復へ。
参議院調査情報担当室の試算では、消費税ゼロにした6年後には、1人あたり賃金が44万円アップ。

2. 全国一律 !
最低賃金1500円「政府が補償」

全国一律当面1500円とし、これによる事業主の赤字は政府が補償。
地方活性、景気回復、東京一極集中是正の切り札。同時に、最低賃金法に則り生活保護基準も引上げ。
年収200万円以下世帯をゼロに。

3. 奨学金徳政令

奨学金に苦しむ555万人をチャラにします。

4. 公務貝増やします

原発作業員、介護・保育士など希望者全員の公務員化。国がケチる分野がこれからの成長分野。
1万人あたりの公務員数をみると、日本は英国の約3分の1、米国の約2分の1です。
公務員を増やす。安定雇用も経済政策です。

5. 一次産業戸別所得補償

食糧安全保障は国を守る上で最重要事項。あまりに低すぎる食料自給率を100%目指し大改革。
第1次産業に就けば安定した生活が送れるよう政府が戸別に所得補償
6. 「トンデモ法」の見直し・廃止

TPP協定、PFl法、水道法、カジノ法、漁業法、入管法、種子法、特定秘密保護法、国家戦略特別区域法、所得税法等の一部を改正する法律、派遣法、安全保障関連法、刑訴法、テロ等準備罪など。

7. 辺野古新基地建設中止

8. 原発即時禁止・被曝させない

東電原発事故による被災者・被害者の支援の継続、拡充を。

【頒布責任者】岡田 哲扶
東京都世田谷区桜丘5-27-1

【印刷者】株式会社 弘報社
千葉県千葉市緑区古市場町474-268

参比 れいわ新選組 山本 太郎
届出ビラ第1号

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ラベル:時事
posted by (旧) hinden (まほまほファミリー) at 21:13| 東京 ☁| Comment(0) | 時事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ヘイトは見苦しい。弱者、少数派に対するのと同様に、強者、権力側、多数派に対するヘイトも。

キライなのは構わないんですがね。
安倍総理や麻生大臣に対してなら
何言ってもいいのか、
現政権、自民党に対してなら
何言ってもいいのか。
そりゃああ何言ってもよろしいですよ。日本、言論の自由あるし。
でも、ただのヘイトは
見苦しいです。

巨悪である (と思っている) 現政権を倒しさえすれば即、すべての問題が解決する、とまでは マサカ 信じていませんよね。

国としていろいろ課題ある中、
ヘイトするだけでは
なんーにも解決に結び付いてゆかないし。

なにより
ヘイトを真に受けて
無関心層や政治信条の違う層の人が
一緒になって嫌ってくれますかね。

無関心層の取り込みも難しければ、
まして
転向はなおさら期待できません。
戦略的に うまくないです。

そんな、避けるべきヘイト発言。
例えば、どんなん、ございますかね。
(「批判」は構わないですよ。)
(「ヘイト」でしかない、て発言を収集してみました。 ↓ )

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ラベル:時事
posted by (旧) hinden (まほまほファミリー) at 21:11| 東京 ☁| Comment(3) | 時事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

申し訳ないんですが、アートなカタガタの政治談義、キョーミございません。

だって誰も彼もが 言うこと、トコトン陳腐なんですもの。いや こういうことにオリジナリティを求めるものではない とツッコまれるかもしれません。ですが、です。せっかくですんでね、アーティストならではの独自な視点とか、期待したいわけです。ほほーお、こういう切り口もあったんですなー斬新ですなー、てこと、あっていいと思うんですよね。ないんですよ一切。アーティストなのに。アーティストでありながら。ならば、どこでも誰からでも聞けるような凡庸な話を、何もワザワザここでも聞く必要がないわけです。第一、ソースがネットや新聞・テレビであるなら、その人しか入手してない情報とかがあるわけでもなし。それなら第一線で政治に携わっているカタガタとか政治を専門にしているカタガタとか、あと例えば放射能とかでしたらやはりその道の専門のカタガタとかに聞いたほうが、速報性においても正確性においても全然、タメになります。
よって、オリジナリティを要求するようなとこではないのでしょうけれど、オリジナリティあることを言わんのであれば、要らんです。



[追記]

あ、くれぐれも。アートやってる人間は政治に口出さんでいい、とか、政治に興味持たなくていい、と申してるわけじゃないですからね。
同時代性、とかございますし、アートと政治とは互いに影響し合うものですし、互いに興味の対象となるのは当然。それはシッカリそう思っていますよ。
ただ一点。
「せっかくアートな人による発言なのに !!」アートな立場から独自性を発揮するんでなければ、類型的な話をワザワザ二度聞かんでもいいな、ということです。



[追記 2]

それにしても。

なじょして、
アート関連では素晴らしいオリジナリティな人が、政治談義では、からっきし凡庸なことになるんでしょう。それも専門のアートのほうのグレードには関係ないみたいなのです。卓抜したオリジナリティを発揮するのが常のカタでも、政治談義は凡庸。なぜですかね。

こないだなど、
「日本はもうおしまいだ」とか、こらまた凡庸なうえにも凡庸なことを主張しているカタがいらっしゃったんですが。

「もう日本を脱出したほうがいいよ」と、こらまた凡庸な。ではドコに脱出するんぢゃい、ドコの国が日本よりマシだと言うの。それには答えてくれず「日本だけがダメ」とか、おっしゃる。それは分かったから。ど、こ。ど、こ、の、国がオススメなの、と聞けば、やっとのことで出たお答えが、
「スイスとか」。…

だだだ大丈夫ですかー折角の大ボケのチャンスだったのに。ああたほどの御大が、オリジナリティのカケラがツユほどにもないキング・オブ・凡庸なボケでイイんですか、しっかりしてくださいよ。

「気は確かですかー !!」胸ぐらつかんで、ゆっさゆっさと揺さぶりたい衝動に駆られましたね。
も、もう このへんで カンベンしといてくださらんか。


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ラベル:時事 楽屋オチ
posted by (旧) hinden (まほまほファミリー) at 21:07| 東京 ☁| Comment(0) | 時事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

その昔にふと、とあるトコ (荻窪でした) の、とあるオープンマイクに、「知らずに」一度、紛れ込んで出た時のことなど、思い出しました。

(誓って。知ってて参加したわけではないです。)

そこは、ですね、

「ラヴ&ピース」がテーマのオープンマイクでした (それも「ピース」の方に めっちゃ 比重が寄ってる系)。

「沖縄ガー」「いま声を上げなきゃ徴兵制ガー」「安倍ガー」な人たちにプラス、「子供達の未来ガー」「人間の存在がいちばん環境に悪い、人間がいないのが地球にいちばんいい」 (まーホント類型的ですこと) な人たちのコンボで、ほほほほーどーしましょー て苦笑することシキリでございました。ああゆカタガタばかりが出てきますの。

て、そればかりでなく。

そんな地獄なイベントもやっと終わりを迎えた頃。そんな時刻になって入場してきた女の子がいます。もう出し物は全部終わっちゃってますけど。「いえ自分、音楽聴きにきたわけじゃないんで。会話をしに来たんです。」とのこと。

あー。店主ともども、ハコまるごとが、そうゆトコでしたか。

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ラベル:楽屋オチ 時事
posted by (旧) hinden (まほまほファミリー) at 21:05| 東京 ☁| Comment(0) | 楽屋オチ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする