ひょーん と音が聞こえ、次々と爆弾が発射されます。捕鯨の銛が放たれるイメージ。放物線。ただし宇宙の規模で、大空を、天空を一回り半ほども するのが見えてから、落下。かなたに火柱。360度、夜の都会。戦慄のテロ。しかしビジュアルは、そこかしこに漁火かと見紛うかのように妖しくも美しく。
どっか他所の国からミサイルが飛んでくるのではなく、国内で発射されています。敵は国内に。
滞空時間、滞空距離の長さと、それにもかかわらず正確な着弾。恐るべき技術力と潤沢な資金。ついでに、ショウマンシップ (アピール抜群、プレゼン能力)。
そしてターゲットは、オフィスビルとかでなく工場。(ホワイトカラーでなくブルーカラー。)
さらには、重化学工業だけでなく、繊維工場にも落ちています。どこが狙われるのかわからない。
これでは誰も怖くて働きに出たがらなくなってしまう。
そう、直接の被害以上に、
国民・労働者の心理に及ぼす影響
がハンパなく深刻なことになってしまいました。
そして自分は、犯人の過去を知っていました。どのような思想の延長線上に今回のテロを起こすこととなったか、その経緯を知らぬでもなかったのです。
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posted by (旧) hinden (まほまほファミリー) at 12:11| 東京 ☁|
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心理学/精神医学
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