2008年08月19日

納涼。こわい話を拾い集めたので、おすそ分け。その 1.

連日、暑いですね。ではひとつ、こわい話で涼しくなっていただいて、、、
と言ってる矢先に、二日間、大雨。涼しくなっているではないかああ。
手元のこれら、どうするの。やっと祓えると思ったのに。またまた来年まで持ち越し ? 
いいや暑いぞ。暑いですとも。ええ、ええ。
というわけで、ゆきますぞ。
大作とショート・ショート。どちらがいい ? え ? 両方 ? そうでしょうともそうでしょうとも。
夜は長いですぞ。じっくりたっぷりどっぷり、どうぞ。

今回は大作の方を いっコ。
(「タイサク」と読むように。濁点つきませんから。おっとと。)

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読み始めたら引き込まれて一晩、費やしてしまいますね。
これ。いつ どこから 見つけて来たんだろ あたくし。。。記憶にない。。。





{発端。}


「友達がいなくなりました。なにか情報をお持ちの方がいましたら情報を下さい!お願いします!!」
ひとりのネットカキコミから、すべてが始まりました。その人の話は、こうです。

岡山にある不思議な一角。ある夜、男女六人で酔った勢いで肝試し。茂みの中に を発見。越えて中に入ってみる。建物は無くて電灯だけが点いている場所 に出た。
その電灯の真下位の所に扉 があった。


(この舞台設定だけで相当こわい。)

「その扉は地面についていて、そこだけを照らす様に街灯がついているんです。」

(こわいって。この舞台設定。)

「開けてみたんです。」

(なぜ開けるの。)

強烈な異臭に、女たちは外で待機。男三人が入っていった。

(なぜ入っちゃうの。)

数分後。「やばい、中に誰かおる!!ホンマやばい」飛び出してくる男たち。女たち共々、逃げる。
気がついたら男一人いない。丸18時間まったく連絡もないという。






{第一夜。現地に一番乗りした人も、音信不通に。}


「扉」というより らしいね。

それはさておき、カキコミした本人も「また来る」と言い残し、ネットから姿を消す。

これはネタなのか本当に起きている事件なのか。

ネット上で知らない者同士でカンカンガクガク。

「よし。いっちょ現場に行って見てくるよ。ついでにソイツを救出できでもしたら英雄ってことか。オレ黒帯だし。」
ニックネーム「黒帯」、現地に向かう。

「俺達も近くだから行ってやろうか? ツレと兄貴と行くわ。俺、黒帯じゃなく英検4級だけど大丈夫かな。」
ニックネーム「英検」一味、名乗りを上げる。

「黒帯」、蓋の中に侵入。入ってすぐの小部屋に身を潜め、ネットで内部の様子を実況。
「てか、ひさびさにひたすら恐いんだが…」

「あーいかんな。援護に行った方がいいかな俺も。」
ニックネーム「566」も名乗り。

「黒帯」、脱出。
「今は蓋の横の雑木に紛れて隠れてる。マジ恐い。足の震えが止まらん。」

合流するのがよいのに、なぜか互いに出会えない「黒帯」、「英検一味」、「566」。

しばらくのち、「英検」から実況が入る。
「蓋が溶接されてる。」

「黒帯」からも実況。
「今二人組と合流した。懐中電灯あるので中に入るか検討中。
でもこの二人なんか臭い…英検?て聞くもそーしか言わん。とりあえず中の構造は把握した。他に入り口無いか調べて見る。 」

しばらくして、「英検」から「蓋」の画像、up される。
すげえこええ。
(これはさすがに、リンク先に行って、ご覧ください。)
加えて、戦慄の、「おれら『黒帯』には会ってないよ」証言が。

「566」からも「柵」の画像、up。
その後届けられる画像、どれもこわい。

続報、届く。
「蓋がないそうです。えーーーー
 。。。
 あいてます、あいてます、あいてるそうです。
 近くで確認は無理だそうです。
 。。。
 あいてると言うか、ずれて人が余裕はいれそうな感じらしいです。
 。。。
 近寄れないそうです。正直ビビッてます
 だそうです。 」





。。。

とまあ、こんな調子で、続々、燃料投下というカンジ。
読み始めたら止められません。
また、ネットでのこと。
一部または全部がネタかも知れず。誰かはウソなのか。ガチなのは誰か。
情報が不足していたり曖昧だったり錯綜していたり。
推理小説ですかミステリー小説ですか心理サスペンスですか。
いろんな要素が混じって、すごいことになっています。



その後。
毎夜毎夜、別動隊同士が、呪われたように、なかなか会えない。
書き残された地図が、意味不明であるだけでなく不気味 (画像 up あり)。
廃屋の中の絵画。しまったままの風呂の蓋。外に転がる冷蔵庫数台。
(それらも画像 up あり)。
エピソードも大道具小道具も、いちいち意味深でこわいです。

辺りの集落は人権問題的に難しいところで、あまり住民の目に付き過ぎるのもまずいらしい。
深入りしてはいけない土地。解明してはならない謎。
そう言い残しては消えてく人々もちらほらと。
。。。プロット揃い過ぎてますな、そこまでいくと。



あ、ところで。
ネット住民たちの話題にしばしば、「フシアナさん」という言葉が出てきます。
まあ知らなくても充分に楽しめますが、ある種、推理の鍵にもなり得ますので、
ご存じなくて知りたい方は、こちら過去記事で予習をドゾ。
[「ふしあなさん」まとめ。]





というわけで、ごゆっくり どうぞ。続きはコチラ。

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短編集のほうが手軽でいいんだが、という方々は、次回 [その 2.] を ドウゾ



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posted by (旧) hinden (まほまほファミリー) at 00:00| Comment(0) | TrackBack(2) | 大人向 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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納涼。こわい話を拾い集めたので、おすそ分け。その 2.
Excerpt: 前回 [その 1.] では、大作を いっコ、ご紹介申しあげました。 さて本日は、「こわい話 ショート・ショート」集 をドウゾ。
Weblog: hinden (まほまほファミリー)
Tracked: 2008-08-20 17:07

納涼。タイプ違いで怖い話を集めてみました。
Excerpt: 「怖い」もいろいろ。
Weblog: hinden (まほまほファミリー) (暫)
Tracked: 2009-07-01 01:33