2008年08月09日

完全に気が触れた世界・曽我蕭白「群仙図屏風」 (六曲一双) で発生中の怪異現象。

誰がこんな絵の存在を認めたの、というくらい。ブッとビ。
常軌を逸してるどころでないわ。フリキっとるわ。
周りの状況も小道具のコーディネートも、
とにかくどこがどうヘンといちいち言っておられんほどでございます。
で、メインキャラの仙人たち。もちろん全員がブっとんどる。
狂い方は、これがまた、それぞれで、実に独自性ございます。
どの仙人もいいですし、誰に注目してもなみなみならぬ興味を持たずにおられませんが、
特に、誰が皆さんは気になりますか。
 
ちなみに あたくしは、あの人ですな。単色で、色彩的にはいちばん地味かもしれぬのですが。

曽我蕭白「群仙図屏風」 (六曲一双) 右隻右隻。



曽我蕭白「群仙図屏風」 (六曲一双) 左隻 左隻。



右隻・右から 3ブロック目の片手を上に突き挙げている仙人さん。特に、気になります。
(画像をクリックすると拡大表示されます。ぜひ拡大画像で ご確認ください。)
突き挙げている、といっても、パー。グーじゃない。そしてこの 反り気味の背筋の伸び上がり方

。。。んで。。。なんでですか。なぜですか。

下半身を中心に、部分的に画像がブレています。まるで、デジタル画像がデジタルなエラーを起こしたかのよう。でなければ、映りの悪いテレビとか。。。

テレポーテーションで、行こうとしている瞬間でしょうか、逆に今ここに現れたところでしょうか





今日気になった赤の他人のサイト。

[無為庵乃書窓 - Gallery - IX  曽我蕭白の世界]

[無為庵乃書窓 - Gallery - IX  曽我蕭白の世界 - 人物画]





次号に続く。

[上野・東京国立博物館 での 特別展「対決−巨匠たちの日本美術」、見てきました !! ]



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posted by (旧) hinden (まほまほファミリー) at 00:00| Comment(0) | TrackBack(2) | 日本の文化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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上野・東京国立博物館 での 特別展「対決−巨匠たちの日本美術」、見てきました !!
Excerpt: 前記事で取り上げた、曽我蕭白「群仙図屏風」の実物も堪能。 ディテールのカキコミ。情報量がスゴイ。 奔放、大胆、斬新、前衛、奇想。それでいて同時に、細かい実に丁寧な仕事をしてらっしゃる。   曽我蕭白 ..
Weblog: hinden (まほまほファミリー)
Tracked: 2008-08-10 11:57

「目玉ファミリー」。奇想の画家・まほちゃん、本領発揮の怪作。
Excerpt: 我が家の 曽我蕭白 (笑)、まほちゃん の絵 です。
Weblog: hinden (まほまほファミリー)
Tracked: 2008-08-11 01:43