「演ってる最中ですが。」
散文詩ですし、実際に、実際の人間に話し掛けているように
…じゃない、話し掛けているように、じゃなくて、本当に話し掛けながら、
ストーリー展開させます。
ロケーションも、舞台上でなく、客席に どっか と腰掛けて、です。そこから、の進行です。
演目 : [寄生するヒーロー]
http://mahomahofamily.web.fc2.com/poem/month/0012.htm
はじめは、隣の女性に話しかけているテイで進めておったのですが、
TASKEさん来たんで、すっく と立ち上がって、直立対面。

https://twitter.com/tetsuo040500/status/766972239359057920
RT
哲生
@tetsuo040500
今日は新宿ゴールデンエッグでライブでした。
画像は愛し合うひんでんさんとTASKEさんです。
「ですからね、TASKEさん。今、演ってるの。まさに、演ってる最中。もう15年だったか16年だったか、左の中にドン・キホーテが住みついていてですね、追い出したくて追い出したくて、びっこ坂の側の耳鼻科まで言ったわけですよ、うなぎ屋と天ぷら屋が異常に多かったりする、まーけったいな街ですわ、しかし耳鼻科のおじいさんもさすがに捕まえられないんですよ、ただの中耳炎だとか判断されて結局二週間バスで通院したんですけどね、そう、あの、青と白の線の入ったバスですよ。食べちゃいけないのは、餅米、栗、落花生。お尻に注射されそうになったんですよ、そん時ゃ、看護婦さんの計らいでなんとか腕に収まったんですがね、とんでもないっすよ、だって若い娘さんですもん。ノノノノ、それはノーサンキューなコトデス。そうそうそうそう !! 一度あんた、すごく暴れたよね。六年前の晩夏。あの時は医者にゆかんかった。自宅で治療したんだ。メンタームかなんかで。あの時のプールは塩素が強すぎて、髪はバリバリ、目は真っ赤ですよ !! …で、生理中の女の子一人と、中耳炎の男の子二人とで、ぼんやりと時が過ぎるのを待っていた…」
今までのあらすじをモーレツな勢いでまくしたて、そして、
シメの一段落だけは、センターのマイクから「コンサート形式」でお届けしようと、舞台に。
背後で、TASKEさんのMCが聞こえる。「はい、大変長らくお待たせしました。それでは参りましょう、ひんでん 高橋 秀樹 さんによる 伊藤洋子の詩の朗読、オン・ステージ !!」
「帰れないドン・キホーテ。今も、左の耳の中にいる。」
「いや、ひんでんさん、ドン・キホーテの話はもういいですから。」
「眠れないドン・キホーテ。だけど今夜はおやすみ。あんた好みの娘はいつでも用意してある。待ちこがれた唇は決して相手を離さない。食べないドン・キホーテ。だけど明日はお食べ。朝になったら、あんたの好きな料理の匂いを流してあげよう。
…どうもありがとうございました !! 」
「ええー、これだけー ? はいー、ひんでんさんでしたー、拍手ー。
…いやーしかしダンナだったらもう少し奥さんの詩を暗記してても…」
「いやいやいやw、TASKEさん、分かってなーい、ずうっと伊藤洋子の詩を詠んでたのに。」
「雑談してるようにしか…」
「そういう作品なのっ !!」
…とまあ、そのようなこのような。
たいそう愉快な、椿事でありんした。
コレでした。
↓
[08/20 土曜。TASKEさん企画に、伊藤洋子も、ひんでんさんも、「側に〜ず」も、参戦。]
http://hinden.at.webry.info/201608/article_16.html
↑
はい〜、すみませぬー。伊藤洋子、出張先からの移動が間に合わなくなりまして。そんなことがあろうとは。ドタキャンなど、はじめてじゃないかしら ? まーともあれ、本人から電話が掛かってきて、TASKEさん (というか、とももさん) と 本人がヤリトリし、そして急遽、旦那・ひんでん 高橋 秀樹 が、伊藤洋子の詩を詠むことになったというわけでありんす。
自分自身のソロ枠 (ピアノ弾き語り) のことと、
「側に〜ず」については別途、
日記にしました。
↓
[[画像集 & セトリ] 08/20 土曜。TASKEさん企画。ひんでんさんソロや、「側に〜ず」等。]
http://hinden.at.webry.info/201608/article_22.html
--------
関連リンク。
--------
[側に〜ず] (哲生 + TASKE + ひんでんさん)

http://hinden.at.webry.info/201604/article_17.html
[TASKE]

http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=TASKEclub
http://pr.cgiboy.com/02319115/
「たすひで」とは。
↓
[時折、タスケさんという障害者の方のピアノ伴奏をさせていただいてます。]
http://hinden.at.webry.info/201304/article_12.html
about Yoko
----------
Ito, Yoko the poet
詩人 伊藤 洋子
http://hinden.at.webry.info/200001/article_1.html

about me
--------
hinden Takahashi, Hideki
ひんでん 高橋 秀樹
http://hinden.at.webry.info/200002/article_1.html
[events]
イベント情報一覧
http://www2u.biglobe.ne.jp/~hinden/live/
【関連する記事】
- [詩と絵のセットリスト、そしてショート動画] 伊藤洋子展「between - 間..
- [YouTube] 詩人・伊藤 洋子 の「紙風船」の詩に 哲生 氏が曲を付け歌唱..
- 「身体性の可笑しさが面白い」らしき、伊藤洋子の動画。
- [YouTube] 詩人・伊藤 洋子 + 加藤 チャーリー 千晴@蔵前スローライ..
- [伊藤洋子による朗読迷走祭] 皆様のツィート集・画像集。
- 「伊藤洋子による朗読迷走祭」。12/05 月 - 12/10 土。@GINZAア..
- 世界四大文豪。ダンテ、ゲーテ、シェークスピア、伊藤 洋子。
- [ホームページ更新情報] 伊藤洋子の詩「海賊にナイフを」。
- 孤高の詩人、伊藤洋子。 ( お誕生日、おめでとうございました !! )
- 如月夜話 at FGAW#17。
- オシロイバナが咲いていれば隠しようのないのが錆びた鉄の匂い。
- 「小さくない。大きい人だ。」
- 千秋楽イブ。兵頭喜貴個展会場でのパフォーマンス。展示も医療・拷問系に模様替え。
- [如月夜話] というタイトルの、詩 や 絵。
- 伊藤洋子の詩、どどーん と ぜーんぶ、公開。