2017年07月17日

スールー・セレベス海域一帯の政情と、「正調 江差追分」に特化して詳しくなってしまった日。

めっちゃ限定的な知識やねん。(そういうの、好き。)

まず
スールー海やスラウェシ海なんですがね。
どこからどう解きほぐしてゆかれるものなのやら。
マレーシア、フィリピン、インドネシアに囲まれたエリア。
(The Tri-Border Area : TBA)
海上交通の要所。
国境という概念もなく舟で行き来する人々。パスポート ? 何それ ? な民族。
沿岸国の統治が充分に及ばず、テロリスト(過激派組織)や国際犯罪集団の温床・隠れ蓑となっている海域。
麻薬や武器、必要な人員の取引の場。
ソマリア沖なみに、海賊まみれ。
加えて、民族的な対立もありーの、宗教的な対立もありーの、とどめに このたび IS まで 入り込んてきちゃった。
文化に関してでしたら、むちゃくちゃ面白い芸能が山ほどある、しかしこの間もひとり日本人が消えたそうで、最凶に危険なエリアだという。
セレベス海 - Wikipedia

[参考]

[セレベス海 - Wikipedia]
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%83%AC%E3%83%99%E3%82%B9%E6%B5%B7

[セレベス、スールー海域における海上安全保障の現状とCWSの役割 | 海洋情報 FROM THE OCEANS]
https://www.spf.org/oceans/analysis_ja02/b120803.html

[亜細亜の街角|スールー海を定期フェリーで往復する] (Sulu Sea / Philippins / Mar 2009)
http://www.geocities.jp/msakurakoji/100Southeastasia/182Sulusea/P01.htm

[Vol.10 海に浮かぶ家(フィリピン・スールー諸島)|世界の環境共生住宅|CSRへの取り組み|大和ハウスグループ]
http://www.daiwahouse.com/sustainable/eco/column/world/sulu.html



あ、なんでこのようなことを話題にしているかと申しますと、ですね。
臼井 淳一 氏による、
東南アジアの伝統音楽・民俗芸能の鑑賞会
が、またまた、ございましてん。行ってきましてん。
2017/0/15 土曜。
13:00 から、6時間ほど。
櫻井 真樹子 さん。久し振り。あと、民謡でDJやっている人とか、インドネシアの現地で臼井氏の名を聞いたので来てみたとかいう人とか、いました。



そして後半は、なぜか、「正調 江差追分」について。「江差追分と人生」的なタイトルのビデオまで、見ました。30分弱、フルに。見応えありました。
「譜面」も見せていただきました。
時折「ソイ !!」て 合いの手 (掛け合い) が入るのですが、「ソイ一筋何十年の巨匠」とかいうCD、聴きました。なんというカルトにしてマニアック。
あと、臼井氏の実演も。

得た知識。↓
長野で発祥、瞽女さんたちにより伝播してった経緯とか。
歌唱の様式が統一されたのが明治、全国大会が毎年開かれるようになったのが昭和。その大会では、曲目は「正調 江差追分」一曲のみ。しかもアドリブの余地は一切なし。歌い方は、コブシ回しの微細なところまで厳格に決められています。それが入り変わり立ち代わり歌唱される。朝っぱらから夜まで。そしてそれが飽きられるということもなく、皆さん人の歌唱をずうっと聴いている、という。(一般の人が行っても楽しめるんでしょうか)
大会は、唄、「ソイ」、尺八で、チームで参加。もちろん優勝したら「ソイ」の人にもメダル。なお、大会では三味線はない。



ミナト さん (お客さん) から、トルコ辺境のDJ-Mix の CD、いただきました。わあ、うれしい。
https://www.facebook.com/TAIANYOUKOU/photos/rpp.770072849735547/887767404632757/
[泰安洋行 World Music Party #2] (カブキラウンジ 2015/10/18) "Anatolian Grooves" Selected By Kunio Teramoto a.k.a. moppy



[臼井 淳一さんが写真3件を追加しました]
RT
7月22日 23:28
Satu minggu lalu, lihut video musik dari Borneo(Tambunan, Semporna), Sulawesi dengan Makiko Sakurai Takeshi Lua ひんでん 高橋 秀樹 Sng Mnt / One week ago, we saw music videos from Borneo, Sulawesi / 一週間前、広大な敷地を誇るうすい家にて、ボルネオとのスラウェシの音楽の映像を見たのでした。またやろう。
https://www.facebook.com/junichi.usui/posts/10210010184111216



[過去の関連日記]

[2016/06/18[World Music with 臼井淳一 - インドネシア〜マレーシアの文化について]]
http://hinden.at.webry.info/201606/article_25.html

[行ってきました〜。貴重な映像資料、音源、情報、しこたま摂取しましたー。]
http://hinden.at.webry.info/201612/article_25.html



[蛇足]

会場は、なんと、臼井 淳一 氏 自室 !!
ああ そう言えば、あたくしも。
こんなことをしていたなあ。
25年くらいも昔。
 ↓ 
[Shirami_tsubushi (通称:しらみつぶし) 世界中の民族芸能・民族音楽を見まくろう聴きまくろう の 会 (日本も含む)]
http://www2u.biglobe.ne.jp/~hinden/ethnic/shirami_tsubushi.htm



[蛇足 2]

ではここで、
世界のどこにもない民族音楽をお見せしましょう。
なぜならば、
その島、その集落、その婆さんは、ひんでんさんの脳内にしか存在しないからです。
 
こちらの YouTube の、22分50秒後くらいです。(全4曲)
https://www.youtube.com/watch?v=K8x276Rg0Bs

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ひんでん 高橋 秀樹
http://hinden.at.webry.info/200002/article_1.html

[events]
イベント情報一覧
http://www2u.biglobe.ne.jp/~hinden/live/
【関連する記事】
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