2018年06月18日

出向先の人間が 精神に障害がある人だった場合の対処について。

以降は、自社の営業のものに宛てたメール (私信) の写しです。
 
数週間 寝かしてありましたが、自分限定の日記としてアップ。(ある程度の汎用性はあるように思います。)
 
※ 話は一部、盛っています。例えば病気の診断を下せるような立場にはないです。
  あと、話を簡潔にと思い、大雑把な言い切りになっている箇所がございます。
 
※ 自社の営業のカタに対して disる意図はございません。お世話になっています。助かっています。
 
※ 精神障害のカタガタへの差別の意図はございません。くれぐれも。



件名 :

出向先の人間が 精神に障害がある人だった場合の対処について。



本文 :

◎◎です、お疲れ様です。
早速ですが、件名にある通りの件です。

「今の現場、ちょっと変な人なんですよー」
と私が訴える時は、その人は
少々変わり者、といった次元でなく、
診断書が出るレベルに精神が病んでいるケースですので
今後、正しくご認識をお願いしたく存じます。

これは、突飛なこと、珍しいレアなケースの話をしているのではございません。くれぐれも。
厳然たる事実として統計的なことを参考としてお伝えしておきますが、例えば
統合失調症は100人に1人の割合でいます。
ご存知なかった人にとっては にわかには信じられない高い確率だろうと想像しますが、
本当のことです。
そして実は身近な病気です。日常において普通に出会う病気です。
特別変な人が罹患するわけでなく、ごくごく普通の人が
風邪を引くのと同じ自然さで罹ります。

例えば百人町でのエンドユーザが生協さんだった現場。
あのかたは何てお名前でしたかね、少し珍しい感じのお名前で、お名前もお顔もゴツい感じのかた。
本来のパワハラ体質に加え、統合失調症の被害妄想 全開で向かってこられるので、
本当に辛い毎日でした。

そして相手がまともなかたでない場合、
なかなか個人の努力では 如何とも し難いです。
心構え次第でなんとかなるものでなく、
うまく立ち回ればトラブル回避できたはずだ、とするのは酷な話です。

「○○さんから めちゃくちゃ嫌われてるんですよ。…」
に対し、
「それは嫌われないようにしてください。」「緊張感を持って仕事してください。」
は適切な助言ではありません。

いじめの問題に「いじめられる側にも問題がある」、
セクハラの問題に「女性の側にも問題がある」、
などとする構図にも似ていると思います。

それはさておき、私が「めでたく」クビにされた時、
これでココとは縁が切れる、めでたし、
と思ってたんですが、自分はあとで知ったことですが、
自分のあとにも、あそこに自社の人間を送り込んでいたのですね。
なんて気の毒な、と思いましたし、びっくりしましたし、がっかりしました。
あのかたとはまだ続いているのでしょうか。それであれば、直ちに切ってください。

あともう一例だけ。
別の現場での別の人の話。
「ふと唇を触った手でキーボードを叩いたために気味悪がられた」
の件についても、お話しさせていただきます。
これは、丸一日中ぎっしりと引っ切り無しで有ったエピソードのほんのひとつに過ぎません。
人の一挙手一投足すべてがいちいち気に掛かっている、
という異常性に気が付いてください。
その人は、なんでも気になるのです。
たまたま「唇を触った手でキーボード」が、
ていのよい口実として利用されたに過ぎない、てことです。
攻撃材料を提供してしまったウカツさはこちらにあるにしても、です。
(こちらも勿論、気を付けるべきところは気を付け、直すべきところは直してゆくよう心掛けますが、そのようなレベルの話ではない、ということは、分かっていただきたいです。)

なお、素人判断で精神障害云々と申しているわけでないことは、申し添えておきます。
見る人が見れば同じ診断が出ます。どこのお医者さんでも変わらないです。
ちなみに私は、心理学を専攻して当時は東大附属の精神病院に (あ、もちろん白衣側の人間として) 出入りもしていましたし、(これでギャラいただくようなことはしていませんが)全国の医療従事者のみで構成する団体の現役の会員で そこでは「先生」と呼ばれてる立場でもあります。その私が、言っていることです。



最後に、精神が病みやすい現場とはどんなところか、を情報連携しておきたいと思います。

ずばり、
一人でやっている現場
です。
会社としてチームとして入っているわけではないところは、
品質も進捗も 責任はもちろん自分ひとりに、ということですし、
エンドユーザからのプレッシャーががんがんに掛かっていて、
自分の会社からも言われて、
という孤独な戦いになります。
そんな現場に、こちらから送り込む社員も1名だけ、
という状況がプラスされると、もう「役が揃った」感じです。
そのような現場に社員を送り込むことは 避けるのが賢明 と存じます。

以上です。





[関連する過去日記]

[「支離滅裂」「思考奔逸」の説明 (村上 仁「異常心理学 増補改訂版」岩波全書 より)]
http://hinden.at.webry.info/201710/article_10.html



こちら。大 オススメ !!
異常心理学 (1979年) (岩波全書)
岩波書店
村上 仁

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by 異常心理学 (1979年) (岩波全書) の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル


hinden Takahashi, Hideki ひんでん 高橋 秀樹 | facebookひんでん (ユリコ暴走)(@Gemini_hinden)さん | Twitter


hinden Takahashi, Hideki / ひんでん 高橋 秀樹--------
about me
--------
hinden Takahashi, Hideki
ひんでん 高橋 秀樹
http://hinden.at.webry.info/200002/article_1.html

[events]
イベント情報一覧
http://www2u.biglobe.ne.jp/~hinden/live/
【関連する記事】
posted by (旧) hinden (まほまほファミリー) at 01:14| 東京 ☀| Comment(0) | SE 職場 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。