2021年05月23日

ともみち くん、大やけど。しかも、ちんちん、きんたま、内股の広範囲に及ぶ。(05/05 水曜・祭日)

包皮やきんたまの皮は3倍くらいに分厚くなり、
またぐら は広範囲に赤く、かつ、いくつものドデカイ水ぶくれが。
水ぶくれ は、ちんちん にも ドデカイのがあり、きんたま にも ドデカイのがあり。
 
ふらーーーっ !! 思わず意識が遠のきそうに。
この異変が起きた原因も、咄嗟に思い付きません。
え ? 何 ? 何が起きてたの ? 薬品 ? 化学熱傷 ? 危ないようなものは ことごとく 追いやっているはず。鍵付きのフスマの向こう側にしか ないはず。
 
思い当たるのは、ひとつしかないです。
 
あつあつのコーヒーなみなみいっぱいを
ちんちんにダイレクトにこぼしたんです。

コーヒー入れたげて、洗い物かなにかをしてたら、折りたたみ机ごと バターン !! と閉まって倒した音。パンツ、ズボン脱いでて、それらがお湯で たっぷんたぷん で、ははあ、こぼしたな、と思ったんですが、ひどいことになっているとは、その時は思っていませんでした。
砂糖もミルクも入れてないので べたべたもしないでしょうし 即 困りゃせぬ、と、新しいの履きな、と着替えを出してあげて、その時は、それだけ。体を洗いもせず、ともみち くん から いい香りがして来そうぢゃわい、と、のんきなものでした。
で、なにやら頻繁にトイレと脱衣所を行き来していて、いつもの通り、相変わらずの ともみち くん だなー、と思っていて、そしたら全裸になって浴槽に寝そべって。別に糞尿に汚れているわけでもなさそうですが。まあ全体的に ざざざざ と シャワーしときますか、と思い、その前に ちんちんの皮むいて、と。あれれ、なんでそんなに抵抗するの。痛いの ? そう言えば ちんちんの形状が変。皮が貼り付いていて ぺりぺりと剥がれる時に痛いのかと思いきや、楽に するっと剥けるし。あー なんだか きんたまの形状も いつもと違ってないか ? で、さらに観察してみたら、太ももの裏側がドロドロ、ビラビラ。
その時は「さては さっきのコーヒー」とは思い及ばず。脱衣所のシンク下にでも 片し漏らしたキッチンハイターでもあるのではないか、と見たり。そこだけじゃなく家中のクローゼットを開けてみたりして。どこか異変はないか、と。何を ともみち くん イタズラしたのかな、と。
コーヒーとの最終的な結論が導き出されるのに、随分と掛かりました。だって所詮、100℃ を超えることのない お湯 ですよ。それが ここまで凄惨なやけどを招くなんて。たぶん、こぼしたあと すぐには脱ぎ捨てなくって、スボン・パンツ の中で煮込まれたんですな。

皮膚科、皮膚科。あいにくゴールデンウィーク中。どこも開いていません。
「池袋セントラルクリニック」か !! おでき できた時、看てもらったことがございます。そこでしたら日曜でも祝日でも開いています。ゴールデンウィーク中もずっと開いています。ココだ !! …と…。…なぬー ? ゴールデンウィーク最終日、すなわち今日だけは開いてないんですとー ?
「池袋 皮膚科 休日」でググりますと結構な数、ヒットします。しかし現実には、ゴールデンウィーク最終日の今日、開いているところ皆無。しらみつぶしに電凸、が、無理言って診てもらおうと思っても、そもそも電話に出てもくれません。打つ手がないです。

「大塚病院は。」と ニョーボ (電話で)。
(この日もこの日とて、ひんでん さん、ワンオペ育児中。ニョーボ、パート中。)
「救急外来は駄目だよう。そりゃあ24時間だけど そこは、今すぐにでも死にそうな人が 1秒を争うように運ばれてくるところ。」
「本人にとって死ぬほど痛いと思う。」
んー。ところが。
患部は、どう見ても、めっちゃ痛そうなのですが、
本人は、痛そうにしていません。奇妙なことに。
何か飲ませろ、食わせろ、かまってかまって、と、いつもの通り、元気で しつこい ともみち くん

ニョーボ、飛んで帰って来ました。
「診てくれるみたいよ。電話してみたの。でも詳しいこと、時刻すら答えられなかったんで。居た ひでき くん、伝えて。」とのこと。
大塚病院・救急外来に電話。「あ、さきほどの電話のかたですね。」と女性のかた。るる、ご説明。「その水ぶくれは破れていますか。」「破れてないです。」「来ていただいてよろしいかと思います。水ぶくれは破こうとせず、そのままで。」「あ、あ、ありがとうございます !!」
片方 (ニョーボ) が先に大通りに出てタクシーを拾い、片方 (あたくし) が 準備を整え ともみち くん を連れて後から大通りに。またぐらが ああなっているのに、すたすた歩きます、ともみち くん。座席にも普通に座ります。外見は急患に見えず、タクシー使うのも救急外来で診ていただくのも気が引けます。
着きました。
お医者さん同士の会話を小耳に挟みます。「幸い 今、何もない。」「もうすぐ救急車が来ちゃうから、今のうち診ちゃいましょう、来ちゃったら診られない。」ああ、ああ、すみません、1秒待ったら死ぬ て緊急度ではなくて。

お医者さんは、直接あたくしたちには、迷惑そうな素振りは一切見せず。あと、怒られもしなかったです。

「…というわけで火の気は一切ないですし、コーヒーくらいしか思い当たることがないんですが。お湯 程度でも ここまでになったりするものなのでしょうか。まー ぐらぐらと最大限に煮え立っていた状態ではあったんですが。」「あ、なりますよ。」なるそうです。

患部、まだいいほうなのですと。赤くなっているので。もっと酷いと、白くなるんですって。
水ぶくれは、自然に破れたら破れたでよく、破れなければ破かなくてよく、とのこと。

患部はよく冷やしてください、と。でも、どうやって ? おしめの形状のアイスノンがありゃいいですが、ありゃしませんね、そんなん。

塗り薬が処方されました。
「リンデロン-V軟膏 0.12%」(皮膚外用合成副腎皮質ホルモン剤) (組成 : 1g中 ベタメタゾン吉草酸エステル 1.2mg 含有) (シオノギファーマ株式会社)

「あのっ、先生。軟膏は塗る時 痛いでしょうから、黙って塗られてやせんですよね、抵抗、すごいと思います。スプレーになってるタイプとか、ないんでしょうか。でなきゃ、せめて液状の…。」「あああ置いてないですねー。」仕方がないです。なんとか塗りましょ。なんとか我慢して塗られてもらいましょ。(なにせ、言葉が通じない最重度の知的障害者でして。「もうすぐだからね。」「痛いけど塗らないと治らないからね。」とかとか言葉を掛けても分かってくれるかどうか。…)

診断は、とにかくなるべく冷やして、お薬塗って、で、それで以上。それで治ってゆきます、とのこと。
(障害者なので、診察代も お薬代も 完全無料。)
(翌日や後日に近所の皮膚科に追加で診てもらいにゆく必要はないでしょう、とのことでした。)

タクシー使用して、帰宅。
(障害者なので、タクシーは往きも帰りも割引。)

まず、水風呂に入れます。冷たくても寒くても、しばらく下半身、浸かっててもらいます。風邪を引かない限界を見極め、上げます。拭きます。患部は こすらぬよう、そっと押し当てて水気を取ります。あああ痛いね痛いね、ごめんね。

たくさんある水ぶくれのいくつかは既に潰れています。

そして、軟膏。
指で塗られたら痛かろう。
考えました。まずはパンツの裏地に、むにゅむにゅ と出します。軟膏が付いたパンツの布で撫でるように塗ってゆきます。そして 内壁に薬が付いたままのパンツを履かせます。
このアイデアで !!

食欲旺盛でよく眠ってくれました。

明日からゴールデンウィークも開け、毎日 平日は生活実習所です。休ませなくても大丈夫そうです。「与薬依頼申請書」のPDFをプリントアウトし記入し、生活実習所でも お昼頃に塗っていただけるようにします。
毎日のように利用の「デイサービス一時預かり」(送迎バスのバス停に16:15に引き取りに来てくれて面倒看てくれて19:15におうちに届けてくれる) も、たまーに利用の「お泊まりで預かり」も、当初の予定通り利用することに。



[後日談]

じきに水ぶくれの全部が破裂。そうしたら、痛いみたいです。すたすたとは歩かなくなりました。やけどした当日よりも辛そうにしてて、横になって過ごしたがります。生活実習所でも お仕事 (割り箸を割り箸袋に入れてく作業) をしてないそうです。治癒してゆく過程で一時的に、かえって悪化しているようにも見えます。

生活実習所から「抗生物質を飲ませたほうがよいのではないか」という意見が寄せられました。それに、2本出た塗り薬のうち家庭で使用の1本は無くなってしまっています。家庭にある救急箱から、効能が同じそうなのを取り敢えず代替で塗ってました。(リンデロンはリンデロンでもリキッドタイプ。軟膏より手当しやすい。こおゆタイプのが処方されてたら もっと良かったなー。)

てなわけで、
ご近所の皮膚科へ。(ニョーボ が連れてってくれました。リキッドタイプのリンデロンを持参させました。急場しのぎでコレ塗ったのは正解だったかどうか聞くために。)

抗生物質、出ました。
「レボフロキサシン錠500mg トーワ」
ただし、
それ飲ましたところで大して変わりはしないんですけどねー、
とのこと。

塗り薬も出ました。なんと、スプレータイプ。やったー !!

(スプレータイプ)
「トプシムスプレー 0.0143%」(フルオシノニド噴霧液)

(リキッドタイプも。両方、処方されました。) (どちらか一方で良いそうです。)
「リンデロン-VGローション」(ベタメタゾン・ゲンタマイシン配合外用液)
(あら。これ。お父さん (あたくし) が自己判断で塗ってたやつそのもの !!)



[後日談 2]

良くなってきました。良かったです。最近は お仕事 (割り箸を割り箸袋に入れてく作業) も 1日100本、できてるそうです。イタズラも復活。ただ、具合悪かった日々に寝転がって過ごしてたのが習慣になってしまっていて、今でも しきりに寝転がりたがるそうです。



[後記]

さんざんに痛い目に遭い、懲りたのか、ふざけ飲み、しなくなりました。

しっかし。
「#ともみちテロ」のテーマで ちょくちょく日記を書いていたものでしたが、もちろん、今回のが前代未聞、ともみち くん 史上 一番の大騒動でした。モノに対するテロでしたら、まだ、良かったのです。「自爆テロ」は、やめてー。
(※ ウィスキー 1瓶 一気飲みされちゃった、て「自爆テロ」も 過去には ございましたな…。⇒ https://hinden.at.webry.info/202012/article_31.html )
(※ ともみち くん、「自傷行為」の症状はないのです。)



[関連する過去日記]

父親 (あたくし) も 似たような目に遭ったことが。(ファミレスにて。)
 ↓ 
[ちんちん煮える。他、次々と襲い来る災厄 (どーしてこうなったwww)。サンシャイン水族館 周辺にて。]
https://hinden.at.webry.info/201409/article_18.html
「あつあつの汁椀をひっくり返し、ピンポイントでちんちんに全シルが!!!
 ズボンの内側で肉棒が
 じゅわっ !! じゅくじゅくじゅく… !!
 と煮えてる音が聞こえる気がした。www」
 ↑ 
てことがございましたが、熱ッ !! てなっただけでしたので。自分が その程度で済んでたもので、今回のことは、ほんっと、びっくりでしたよ。



[誰か教えて]

「あつあつ」のことを名古屋弁では
「ちんちん」と言うのですが、一般には通じるのかしら。言わないまでも、聞いたら意味は伝わりますの ?

※ 当日記の描写、
「ちんちん の コーヒーで
 ちんちん 大火傷」
とシャレようと思うも、伝わらんかと思い
「あつあつ」に変更。



[本日の余計な一言]

フランス語では「乾杯 !!」のことを「ちんちん !!」て言うんですよね。
「ちんちん の コーヒーで
 ちんちん !!
 そしたら こぼして、
 ちんちん も
 ちんちん !!」



[本日の余計な一言 2]

「やけど では ございますが」を関西弁で言ったら
「やけど やけど」かな。
タラ〜ッ。。。

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【関連する記事】
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