[ばあちゃん語] がたんぴしゃん (形容動詞): (旧) hinden (まほまほファミリー)

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2021年08月21日

[ばあちゃん語] がたんぴしゃん (形容動詞)

用例 :
「君、服のボタン、『がたんぴしゃん』になっているよ。」
　
(ボタンを掛け違えて、いっこずつズレてるさまをこう言います。)

(ばあちゃん (ひんでん母) は、造語が豊富です。
特に、
擬音や
擬態語に、
捨て難いオリジナル表現が多々。)

[派生した用例その 1]

「押し入れのフスマ、『がたんぴしゃん』だね。」
　
(閉まっている状態ですが、フスマの左右が逆。つまり、手前の左に開くフスマが左に寄せられていて、奥の右に開くフスマが右に寄せられています。)

[派生した用例その 2]

「お顔が『がたんぴしゃん』。」
　
(生まれついての容姿についての表現はセンシティブで要注意ですが…。骨格のレベルでお顔の左右がズレているカタは、実在しますので…。)
(「ブス」とか「ブ男」とかいう表現では丸っきりニュアンスが違っていて、こう、なんと言うか、インパクトのあるお顔。そして大体の場合、味わい深いお顔でございます。)

[後記]

夢野久作か江戸川乱歩か、そんな雰囲気の、とある醫院が。大都会東京の片隅にございまして。
そこの受付のご婦人のカタが、お顔がソレなカタで、とてもとおっても、素晴らしいキャラなのですよ。あたくしが映画監督でしたら起用したいですね、なんかの役に。さらには、醫院自体もロケに使用したい所です。なんかの精密検査で奥に通されたことがあるのですが、大変に魅力的な暗がりの世界が続いていました。怪しげかつ大掛かりな機械やら装置やらも揃っておりまして。