2021年12月15日

[商業音楽で GO !!] (コード篇 13) 「E」のはずが「D」だと主張するギタリスト。(key of A の曲にて)

その昔、ギター弾き語りソロのカタにピアニカでサポート参加したことがございました。(即席2人組ユニット)
「この曲の飾り付けを頼む」と送られてきたデモテープとコード進行表にメール返信。
「ここの箇所は「D」でなく「E」のほうがよい」と。そしたら、
「弾いてもみましたが「D」ですね。作った本人が言うんだから間違いないです、キリッ。w」

いや「キリッ」じゃないですよ、作曲者本人がいちばん曲のこと分かってるとは限りません。(シャンソンでしたら「アダモ」など随分と間違えてます。「ああすりゃもっとカッコいいのにこうなってる」てケース、多いんだから。)
で、
 
・ボーカルは極力ベースとは同じ音を取らないのが基本中の基本であること (なのにシッカリ同じ音に落ち着いたのちロングトーン…)
・コード進行上もココは 4番目のコード (DM7) でなく 5番目 (A7) をアテハメるのが自然
 
てことを申し上げました。そうしましたらば、
「いや「D」ですって。第一、メロディが「D」の構成だもの。」

違ーう、そもそもそれが大きな間違い、ボーカルはベースと同じ音を取らないばかりでなく、コードの構成音 (5度や3度) からも外れていたほうがいいの。ココで「E」にしといたら、ボーカルの音型が見事に2度ずつ全部 コードの構成音から外れてることになり、サイコーにクールなのにィ。

て、ココで。ハタ !! と。

「あー、やっと分かりました。ああた、「D」をヤリたいんでなく実は、「D/E」(いーぶんのでー) てのをヤリたいんですよ。ギター、「D」弾く時、いちばん太い弦、外して弾いてますでしょ。ソレ、あえて、いちばん太い弦も弾いてみて。ああたのヤリたいの、ソレ !!」

ベースやピアノが居れば、ね。皆さんが一斉に「D」と思って演奏してるトコロ、ベースだけは勝手に「E」を弾いてたり。ピアノも、右手は「D」弾いてて、でも左手は「E」弾いてる、とか。
ところがギター1本とか、居てもピアニカみたいなウワモノ、つまりベース音を担当する楽器がないバーイでしたら、どうしてもギターが「E」の音を出していただかなくてはなりません、いちばん低い音が出る弦で。



[追記]

キーが「C」のバーイは、「F/G」(じーぶんのえふ) ね。「F」にしとこかな「G」かな、て迷った時は結構、「F/G」が正解です。



[商業音楽で GO !!] 目次。
http://hinden.at.webry.info/201303/article_14.html



スティーリー・ダン Aja作曲術と作詞法 - ドン・ブライトハウプト, ジミー益子, 冨田恵一(冨田ラボ), 奥田 祐士
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