「…呪うというよりは、言葉の言いかえを楽しんでいた。頭痛のことを生ゴムの鉢巻きと言ったかと思うと、フェルトにくるんだハンマーと言い、固く締まりすぎたコルク栓と言い、タンカーの中で揺れるオイルと言い、つぎつぎに突拍子もない言いかえを思いつくままに口にして、はしゃぎのようなものさえ感じさせた。」
21歳の頃から所蔵、引っ越しの度ごとにこの本も連れてったと言う。
まほ ちゃん か ともみち くん に ヤラレた後、修繕したと思しき。
背表紙のかすれ具合に、共に過ごした年月を思わされます。
(ちなみに 下の指は ともみち くん の。上の指は お父さん (あたくし) の。あ。あと、冒頭の画像の指は、よーこ せんせえ の ね。)
そして下記、グループ展では、この書物 自体も、展示されます。(現物 !!)
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[「本 と アート の 対話 part II」。伊藤 洋子 も出品。ギャラリー檜 e・F にて。(02/14 月 - 02/19 土)]
https://hinden.at.webry.info/202202/article_8.html
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本との関係についての説明文を添えて、作品を展示、というものです。
ぜひ足をお運びください。
櫛の火(新潮文庫) - 古井由吉
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Ito, Yoko the poet
詩人 伊藤 洋子
[Yoko's poem works - list] (伊藤 洋子 の 詩 一覧)
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