2009年04月30日

アラビアの魔窟への入口が新宿歌舞伎町にありました。

アラビアンロックSどのに導かれ、魔都・東京のディープなスポットを巡りました。
最初に嵌まり込んだのが、この店。
 
[アラビアンロック] (魔法の王宮レストラン)

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2009年04月29日

ペルシャの説話集「カリーラとディムナ」。

中近東。あのヘンの地域特有の、「入れ子構造」。それが大きな特徴です。
話の途中で、
「そのようなことをしていると、今に荒鷲に連れ去られた あの 赤子のようになりますぞ。」
と言って、「あの 赤子」の話が始まってしまいます。
しばらく読みすすんでゆくと、
「ちょっとお待ちください。それではまるで井戸に落ちた野兎アバンのようではありませんか」
といって野兎の話になってしまいます。
こんな調子。

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posted by (旧) hinden (まほまほファミリー) at 21:43| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | エスニック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月28日

アラビアン・ナイトは実は童話ではなく、エロ満載のオトナ向け読み物。

アラビアン・ナイトは実は童話ではなく、エロ満載のオトナ向け読み物。めくるめく官能の世界でございます。奇想天外な冒険譚もございますが、それ以上に、全編に渡って展開されているエロネタに醍醐味がございましょう。

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2008年12月30日

字引き的な用途で役立ちそうなCD。[フランス各地の伝統音楽] 3枚組。

多種多様なスタイルをもつフランスの伝統音楽の数々を14の地方別に満載した魅力的な本作品。多くの地域には、波乱の歴史の中で先祖から長く伝承された特徴的なリズムやダンスが今も残され、人々の生活にも密接につながっている。演奏に使用される楽器も、それぞれの地域特有の伝統楽器が使用され、音楽文化の豊かさを実感できる。
地元フランスならではの素敵なパノラマ・アルバム。
(CD の帯より)

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2008年12月29日

2008のマイベスト - [ラフ・ガイド・トゥ フレンチ・ルーツ・ミュージック]

「これもフランスかいっ」
相当数の方々が そうツッこむのではないでしょうか。
フランスの音楽をざっと紹介しまっせ、というシュシの CD なのですけど。
世界中の民族音楽が競って前面に出てきているカンジ。それら各地の民族音楽が混じり合ったり。シャンソンなど商業音楽と合体したもの。クラシックみたいなのとミックスされた風合いのものも。イスラムがテクノやヒップホップと融合したものなど、興味ございませんか。
 
V.A./ラフ・ガイド・トゥ フレンチ・ルーツ・ミュージック - オフィス・サンビーニャ[V.A./ラフ・ガイド・トゥ フレンチ・ルーツ・ミュージック]
(THE ROUGH GUIDE TO THE MUSIC OF FRANCE) (オフィス・サンビーニャ) RG-2032
 
・ フランス音楽が もともと移民たちの持ち込んだ音楽の混血 で生まれたことを、さらに印象づける、ワールド・ミュージック・ファンにこそ聞いていただきたいフランス音楽のアルバム。
 
・ 『ラフ・ガイド・トゥ パリのカフェ・ミュージック』(サンビーニャ TS-19020)に続いて、フランス音楽のアルバムが<ラフ・ガイド>シリーズに登場。前者は〈バル・ミュゼット〉というパリのストリート音楽の過去と現在を紹介した内容でしたが、こちらではさらにフランスの多彩な地方の伝統音楽が取り上げられています。

(帯のコメントより。マーカー・太文字は hinden)

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2008年10月20日

ブログ主さんの意図とは違えど、一種の民俗芸能・民族音楽として捉えて極めて興味深し。

この動画は、中国少数民族・ハニ族集団シャーマン も連想するし、台湾先住民 (高砂族) ・ブヌン族粟の豊作を祈祷 しているところ にも少し似ています。
 
[▼覚醒剤の禁断症状を手を取り合って乗り越えようと頑張る韓国人たち | フテキセツなフ゛ロク゜]




ところで、上の記事内においてブログ主さん、見事な「トボけ芸」をカマしてくれています。

麻薬中毒の怖さがビンビン伝わって来ます。」 (注。実はこの時点で既に違うのだが。覚醒剤と麻薬じゃ効く方向が逆だから)

と書いておきながら、記事の最後の方になって

あっ、違いますね。ただの○○ですね」

て言い直して、

「まぎらわしいなあ」

て締めくくって、終わらせています。



ブログ主さん。ナイス。



コメント欄に最初に付いたのが、

「問題ない。タイトルが違っていてもタイセイに影響ない

というような反応でした。





今回のネタは、以下ブログより。
[フテキセツなネタ限定のブログ。]



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2008年08月15日

タタール。旧ソビエト連邦に暮らす民族の一。グバイドゥーリナさん他。

折しも 2本ほど グルジア 関連 を書いていますが、あたくし、もともと、あのヘンの地域、ものすごく注目しています。旧ソビエト連邦の一部で今は独立している国々も、また現在ロシア領内である地域も。そして少数民族の習俗や民俗芸能・民族音楽。
シリーズにして、折に触れ少しずつ、ご紹介してゆきたいと思いました。
で、今回は、「タタール」を取り上げます。

タタール人。
中国語では、韃靼人 (だったんじん) と呼ばれますね。ボロディンに「韃靼人の踊り」という有名な曲、ございます。あと「韃靼そば」て蕎麦もございますね。
タタール人にもいろいろございまして、中国領内にも「タタール族」という呼び名の少数民族がいます。
タルタル人と呼んだ場合、トルコ系。あの「タルタルソース」の。
モンゴル系、テュルク系 (トルコ系)、ツングース系、と、ございます。モンゴル高原からリトアニア(東ヨーロッパ)にかけて、広く、ばらついています。
中国ではモンゴルのことを「韃靼」と呼んでみたりやっぱり元の通り「蒙古」と呼ぶことにしたり、ころころ変遷しています。

自治国の体裁がある例としては、以下 2つ。
クリミア・タタール人。クリミア自治共和国 (旧ソビエト連邦、現在ウクライナの領内にある)。
ヴォルガ・タタール人。タタール自治共和国 (ロシア連邦内にある)。

ただ単に「タタール人」といった場合、ヴォルガ・タタール人のことを指している場合が多いです。



現代音楽の作曲家、ソフィア・グバイドゥーリナ。

現代のクラシック界に、グバイドゥーリナさん という、ゴキゲンなおばさんがいます (ヴォルガ・タタール人)。両の瞳の様子は、まるで少女です。来日した時は、ベトナムのブリドゥリという民族楽器を 実演してさしあげましたら、「オウ」と目をまーるくしてらっしゃいました。それと、あと他に多少、日本の楽器 (子供の玩具) をプレゼントしました。あたくしのデモテープも渡しましたけど。
ちなみに、タタールと言えば、スンナ派のイスラム教の場合が多いのですが、彼女の場合は、キリスト教のようです。
あたくしはキリシタンではございませんけど、グバイドゥーリナさんの音楽は、宗教的な根深いところから着想が湧いているように思います。

「デ・プロフィンデス (深き淵より)」。




グバイドゥーリナ:オッフェルトリウム
ユニバーサル ミュージック クラシック
2003-07-30
グバイドゥーリナ

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他に、「最後の七つの言葉」、「イン・クローチェ」などが含められている CD も ございまして、それも オススメ。
「最後の七つの言葉」とは、十字架上のイエス・キリストが死ぬ前に行った七つの言葉の事。
ちなみに ( ? 不謹慎 ? ) あたくしが特に気に入っているセリフは、
「Sitio.」(のどがかわく)。



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