「え。なに ? まほちゃん、もう一度言って。」
植物の名を思わず聞き返した ぱぱ。
Sどのが聞いたら、昏倒しそうな語呂が聞こえたような。
生け花って、思いのほかアバンギャルド。毎回感心しています。
今日はハロウィーン特集でした。いつも風変わりですが、またまた趣向を変えて今回、花なし。
「ステレオスペルマム」。
作者のグラビアなポーズとともに、デジカメをパチリ。
思えば初回から、生け花の先生、トバしていました。
初回は あたくし ぱぱ も 見学していましたので、どんなだったか「思い出し」で書き留めておきます。
(念のため。伝統的な 生け花の 教室です。現代的なフラワー・アレンジメントの教室ではございません。)まずは「生け花とは」と、先生が実演。
生きのよい草花をフッ、フッ、フッ、と活けて、完成。
と思いきや。
元気よく高く伸びている茎の先っぽを、わざわざ折っちまいました。
「なぜか、ちょっとこうしてみます。ねえ。なんでか分からないけど、こうすると風情が出るの。この感覚はオトナにならないと難しいかな。」
すいません、ぱぱも分からないです。
剣山に活ける系のデモンストレーションのあとは、花瓶に活ける系のプレゼン。
すとっ、すとっ、すとっ、と活けて、完成。
と思いきや。
元気よく高く伸びている、今度は葉っぱ。細長ーく直立している、葉っぱだけの素材があるんですけど、それを。
ぱきっ、ぽきっ、と折って、大きな三角形にして、花瓶に挿しました。
大きな三角定規の輪郭線が二つ、挿さっているイメージ。
えらい直線的、幾何学的な造形。
自然のまま、あるがままのよさを引き出す、とか、そういうイメージを勝手に思い描いておりました。
実はそうでもないらしいです。
人間の作為がガンガンかかわるような、パフォーマンス・アートのようです。
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posted by (旧) hinden (まほまほファミリー) at 00:00|
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